ボツリヌス療法と言うそうです

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2017-09-25 21:30　

　　手足のつっぱりのための注射

最近、テレビのコマーシャルで「手足のつっぱり」に悩んでいる方はご相談下さいと呼びかけています。
手足のつっぱりとは、脳卒中や脳梗塞の発作の後遺症で正式には「痙縮」と言うそうです。

私の父は49歳の時に脳卒中の発作で倒れて、右半身に麻痺が残りました。
脳の言語中枢がダメになっている時に、右半身に麻痺が出ます。
父は言葉を発することが出来なくなった上に、利き手も使えなくなったのです。

足の方は補装具を付けて杖を使えば何とか歩けるようになりましたが、固まった右手は父にとってお荷物になってしまったのです。
父はよく右手を持て余して、三角巾でつったりしていました。
爪を切るのも、手のひらが固まってしまっていたので、無理に開いて切らないといけないので大変でした。
でも、切らないと伸びた爪が手のひらに食い込んで傷になります。

感覚の無い右手に傷が付くと、ばい菌が入って大変な事になるかも知れないので、父の爪を切るのはいつもドキドキしました。

薬や注射で手足のつっぱりが改善するなら、父は右手が少しでも使えるようになったかも知れません。
そうしたら、父の生活は全く違うものになったかも知れない、私は想像するだけでワクワクします。
そして、同時にそんな機会が与えられなかった父を気の毒に思います。

今手足のつっぱりに悩んでいる方は、ぜひ新しい治療を積極的に受けて以前の生活を取り戻して欲しい、私はそう思います。

http://mexicracia.com/ciwawa/ | チワワ、メキシコ砂漠～貧しき農民たちの夢

きもち：